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卒論紹介vol.1 「福岡市天神地区の駐輪場利用特性に関する研究 -都心部の利用率が低い駐輪場に着目して-」

長かった梅雨がようやく明け、いよいよ夏本番突入です!

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

本来であれば、例年7月に行っているゼミ旅行の様子を当ブログにて紹介する頃ですが、コロナウイルスの感染拡大により中止となってしまいました。非常に残念です...

さてそんななか、ブログのネタがないか検討した結果、M1が自身の卒論を紹介する運びとなりました。

第1回目は、福岡市天神地区の駐輪場に関する研究についてです。

私は自転車に乗ることが好きで、自転車に関する研究をしたいと常々思っておりました。そこで目を付けたのが駐輪場です。

天神地区の駐輪場をまわってみたところ、ほぼ満車で多くの人が利用している駐輪場がある一方で、空きが目立つあまり利用されていない駐輪場があることに気づきました。

そこで、なぜ利用率が低い駐輪場が存在するのか、その理由の考察をすることを目的に、研究を行いました。

研究の方法として、福岡市から提供していただいたデータの分析や駐輪場でのアンケート調査などを行いました。このアンケート調査が考えていたより大変で、どのような設問だと欲しいデータが得られるか、どう人と接すればたくさんの回答を得られるか考えるのに苦心しました。

詳しい研究の内容は梗概を見て頂きたいのですが、利用率が低い駐輪場が存在する理由として、①知名度が低い、②駐輪需要が少ない、③料金・アクセス性が他の駐輪場に劣る、という3つが浮かび上がってきました。一見当たり前のような結果ですが、きちんと裏づけをもっていえることに意義があると考えます。

最後には、駐輪場整備に対する提言も行いました。

今、天神では天神ビッグバンと呼ばれる再開発事業が行われています。多くの人に使われる便利な駐輪場が整備されることを望むとともに、あまり利用されていない駐輪場の利用率をあげたり、利用が見込めなければ駐輪場を別の用途に変えて、より有意義な空間の使い方をしたりするなど、地区全体で駐輪場のあり方を考えていけるような仕組みができればなと考えております。

論文の梗概はこちら

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