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卒論紹介vol.3 「商業地における着座空間とアクティビティの関連分析 -福岡市中央区大名の街路を事例として-」

 みなさんの近所にはゆっくり座って友人と談笑できる場所はありますか?

 昨今の新型コロナウイルスの影響で外出自粛の反動から散歩する機会が増えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときにちょっと休憩できる場所があったら、もう少し歩いてみようと思ったり新しい出会いが生まれたりすることもあるかと思います。卒論は新型コロナウイルスが流行する前に作成したものですが、そのような座れる空間に着目しました。

 私は福岡市中央区大名地区を対象に、民有地内に創出されている座れる空間を調査しました。大名には公園がありませんが、自動車交通量が少ないため街路と沿道私有地がそのような役割の一部を担っていると考えました。ボラードや花壇の隅に腰かけて雑談している人、道路に座り込んでいる人、店先のベンチやテラス席に座って飲食をしている人など、街を歩いているとさまざまな活動が目に入ります。特に店先のベンチに座っている人を見ると「あのお店は人気なのだろうか」とか、「おいしそうなものを食べているな」というように、お店の賑わいが街路にまであふれ出しているように思えます。そのような店先の座れる空間はどのような空間構成がされているのか、また、なぜ設置されどのように利用されているのかを疑問に思い調査しました。

 興味のある方はぜひ梗概を読んでみてください。

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