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他学部生を受け入れてくださったこと

九州大学21世紀プログラムを卒業しました、山磨と申します。私は建築学科に在籍せずに、黒瀬研究室で論文を執筆させていただきました。

21世紀プログラムは、どこの学部学科にも身を置かず、自分の興味に合わせて大学内のほぼ全ての授業を自由に履修して学ぶ、専門性の高いゼネラリストの育成を目指して創設されたプログラムです。現在は共創学部に名前と体制を変えています。 21世紀プログラム自体には研究室が存在せず、学生は自ら、自分のやりたいことができる研究室を選んで、そこで卒業研究をします。 ただこれらの制度には批判も多く、実際は研究室への配属を拒否されることも少なくありません。

そんな中で、私を受け入れてくださったのが黒瀬先生でした。私は「都市設計」という授業を受けたときに感銘を受け、その場で先生に配属を希望しました。21世紀プログラム生が建築学科に行った前例は少なく、さらに私の留学の関係で建築学科生の配属より1年ほど前という時期であったため、事務的な手続きを含め、大変なお手数をおかけしました。

そして、はじめてゼミに参加したとき、あたたかく迎え入れてくれたのは研究室の同期、先輩方でした。正直、建築学科のこともよくわかっていなかった自分は、省かれるかもしれない、と不安を抱えていましたが、歓迎会を開いてくださったり、興味を持って話しかけてくださったり、すぐにその不安は消え去りました。

その後も、卒業論文などのスケジュールが自分だけ異なる中でもいろいろと調整をしてくださる先生、自身の研究の合間を縫って指導をしてくださる先輩方、図面の作成など、ちょっとしたわからない部分をすべて丁寧に教えてくれた同期、皆さんに心から感謝します。 ほんのわずかな期間でしたが、黒瀬研究室に入ることができて本当に良かったです。ありがとうございました。

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